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衆議院議員選挙も終わりました。私の地域も大雨の中、選挙会場にはたくさんの方々が詰め掛けていました。

 私たちみんなでした選択ですし、これからまた一緒に未来を作っていきたいですね。

 昨夜はプロボクシングでは村田諒太さんが「再戦」の結果、ミドル級のチャンピオンになりました。

 日本人初の、「オリンピック金メダリスト」で「プロのチャンピオン」の誕生です。

 決して順風満帆で今に至ったわけではない村田選手です。

 TKOで試合を決めた瞬間、観ているこちらの心も震えました。

 村田選手は自分の心を整えるために、心理学や哲学の本をいつも持ち歩いているそうです。

 身体や技術だけではなく、心も磨かれていて、インタビューなどでもたくさんの素敵な言葉を繰り出してくれています。

 自分で考えてやるっていうことは、全部が身になるんですよね。

 勝てるコツなんて、ないですよ。ないけど、自分を信じることですね。

 勝つことではなく、勝つためにすべきこと、に気持ちを向け、集中する。

 ミスをしたらそれを次にどうやって生かそうかと考えればいい。

 彼の戦う姿は、私たちに生き方を教えてくれているようです。

 昨夜も、世界チャンピオンというタイトルを手にして、満面の笑顔になったすぐ後に、こんな言葉を話されていました。

 金メダルもそうでしたけど、過ぎてしまったらたいしたことないんで、そこから一歩踏み出すことが大事なんです。

タイトルは到達点ではない。到達点にしてしまったら、そこにたどり着いてしまった者には、その先が何もなくなってしまう。

私たちから見たら果てしなく遠い到達点であったとしても、そこにたどり着いたら、まだその先があるのですね。

昨夜は衆議院議員選挙と村田諒太さんのタイトル獲得という、何か象徴的なことが起きた、嵐の夜でしたね。

そこから一歩踏み出す。

私たちみんなで、また一歩踏み出していきたいですね。