心の扉！！｜不動産・一戸建て・マンション・土地ならハウスドゥ 葛西駅前

昔は家に鍵をかけることもなく、外出していた時代がありました。

いまでも地域によっては、ドアや窓が開けっ放しで過ごせる街もありますよね。

のどかでもあり、地域みんなで助け合って暮らしていることも感じもします。 

ですが時代はそれを許してはくれません。

物騒なこともたくさん起こるので、しっかりと鍵をかけておかないと。

防犯です。

 

心もそう。 

心を傷める物騒な言葉が飛び交ったりするし、

自分の心を踏み荒す人がいたりする。

だからしっかりと鍵をかけて。

誰かがやってきたら、

ドアスコープで確認するとか、

ドアチェーンをしたまま、ほんの少しドアを開いて、おそるおそる会話をするとか。

心の防犯、ですよね。

心の防犯意識を高くできたので、私たちは大きく心を傷めることもなく、過ごすことができるようになりました。 

ところがふと気づくと、ずっと心の部屋に閉じこもったような生活。

あれれ、これでいいのだっけ？

心の扉を、開けてあげないと、

誰も入ってこれないし、自分も出ていくことができない。

難しいところです。

けれど、考えてみたら、みんな同じ思いのはず。

ひとり部屋の中でずっと過ごして、楽しいとは思えないはず。自分と同じように。

人は人とのつながりの中でこそ、本当に幸せを感じられるはず。

だから、この人はという人を探して、相手の心の扉を叩いてみたり、

自分の心の扉を開けてみたり。

実はそれが「ほめる」ことなんではないかと思います。

「ほめる」って、心のドアノックかも知れません。

「えええ？でも、心の扉を開いてしまったら、騙されたりするかも知れない！！」

そんな心配もありますよね。

そう思うのなら、最初はドア越しの会話でもいいと思います。

ドアチェーンをかけたままでもいいと思います。

時間をかけていいと思います。

ゆっくりと扉を開いていく。

心の扉を開けないと、

誰も入れない。

自分も出ていくことができないのですから。

世の中、物騒な人も確かにいます。

けれどもまあ、ほとんどの人が、自分と同じ思いをして過ごしている人たち。

とても素敵な人たちです。

そしてその人たちとつながることで、

心を開けっ放しでもすごせる街に、また変わっていったりするのだと思います。

心のドアをノックして。

心の扉を、少し開けてみてはいかがでしょうか。