居場所は?

自分の居場所がある。ここが自分の居場所だと思える。

そこには仲間や大切な人がいる。

いつも行きたい場所であり、いつも帰りつきたい場所であり、ずっと居たい場所であり。

そんな「自分の居場所」。

それは一つだけではなく、家や学校や職場や、ご近所付き合いや、仲間や。

自分が自分でいられる「自分の居場所」。

そこには、人と人との「つながり」があり、自分の心に安心をもらえたり、チカラをもらえたりする。

そんな「居場所」。

いくつありますか?

内閣府の「子供・若者白書」平成29年版で、全国の15歳から29歳までの男女6000名について、そんな「居場所」と「つながり」についての調査が行われています。

なんだか胸が締め付けられる思いで読みました。

  • 自分の部屋
  • 家庭
  • 学校
  • 職場
  • 地域
  • インターネット空間

この6つの中に居場所があるかないか?

という調査。

「どこにもあります!」

と言う若者も当然います。

「4つくらいかな?」

そんな若者もいます。

そして中には、

「どこにもありません」

という回答も。

https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/16/matsumotohideo/8a/f8/j/o1284111613985254237.jpg?caw=800

「どこにも居場所がありません」

という、子どもたちや若ものたちがいる。

切ないですね。

また6つの場所それぞれに見てみると、

https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/17/matsumotohideo/a1/ea/j/o2588137613985256750.jpg?caw=800

例えば職場は「居場所」?

「そう思わない」が30.3%。

「どちらかといえばそう思わない」を入れると60.7%。

(就業経験者4,243名の回答 無業者含む)

家庭は居場所?

思えない方が5人に1人。

学校は居場所?

思えない方が約半数。

さらに「居場所」と思えても、その中に強い「つながり」がある場合ばかりではないようです。

例えばインターネット上に「居場所」があっても、なんでも相談できたり、強いつながりを感じているわけではない。

そんなこと、若い彼らも当然分かっています。

 「居場所」であっても、心の安心やチカラを与えてくれる「つながり」がある場所ではない。

 そして、当たり前のようですが「居場所」の数と「心の充実度」が直結しているという結果も出ています。

https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/17/matsumotohideo/2d/71/j/o1284131213985267490.jpg?caw=800

もちろん、単に「居場所」の数があればいい訳ではないでしょうけど、傾向としては間違いありませんよね。

調査の結果を詳しく読むと、「居場所」や「つながり」は「暮らしむき」との関連も強いと。

 経済的に豊かであると「居場所」や「つながり」が増える傾向がある。

 だから経済的に豊かでない若ものたちの支援が課題の一つ。

 ただし、経済的に豊かであっても、「居場所」や「つながり」が必ずしも多い訳ではない。課題の根っこはその事実にありそうな気がします。

「居場所」

作ってあげましょうよ。

「居場所」って何ですかね?

建物やスペースや椅子ではありませんよね。

「ここはあなたの居場所です」

と思ってあげる、認めてあげることだけはないですかね?

その人に向き合うことだけではないですかね?

私自身が誰かの「居場所」。

あなた自身が誰かの「居場所」。

その「つながり」こそが「居場所」を作る。

1人で大勢の「居場所」を担当するのは大変かも知れませんが、

周りにいる、手の届く範囲の人たちの「居場所」になってあげる、それだけで良いのではないですかね?

自分にも改めて言い聞かせます。

そしてまた遠慮せずに、

「ここは自分の居場所」

と思えるようになりたいですね。

 

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