神様お願い！　神様のお願い！｜不動産・一戸建て・マンション・土地ならハウスドゥ 葛西駅前

友だちが呑みながら、とんでもないことを言いました。

「あのさ、神社にお参りとかするだろ？」

「もちろん。」

「お願いするだろ？」

「たまにね。」

「神様どうかお願いします。だろ？」

「まあ、そうね。」

「あのさ、人間から神様にお願いがあるように、神様からも人間にお願いってあるんじゃねえの？」

「ん？…おお、なるほど〜！」

「だろ？こっちにいる人間がさ、家内安全、商売繁盛、学業成就、良縁祈願とか、あっちにいる神様にお願いするようにさ、あっちにいる神様にだって、こっちにいる人間にお願いがありそうじゃねえか。」

「お前、とんでもねえこと言うなあ。でもそれありだな。」

「だろ？こないだ神社の賽銭箱の前で考えちゃったわけよ。お願いばっかりしてていいのかってな。神様とギブアンドテイクとは言わないまでもよ、win-winな関係とか、三法よしとかありそうじゃねえか。」

「確かにそうだな。なんだろうな、神様のお願いって。」

「やっぱりまずは、お賽銭ハズンデくれ、じゃねえの？」

「そりゃねえだろ（笑）神様だぞ！」

「しったってよ、神様だって神社を構えて、孫子の代どころか、何百年も俺たちの面倒みなくちゃいけないんだし、神社の維持費だってかかるだろうが。」

「そりゃそうだけど、神社の維持ってこっちの問題で、神様がお願いはしてこないんじゃないの？」

「じゃあやっぱり世界平和かな。」

「でかいなそれも。なかなか俺個人に頼まれてもなあ、へい、承知しました！ってわけにゃいかねえな。」

「あのね、お前、たまに宝クジ当たりますよに！とか図々しいことお願いしちゃってんじゃないの？」

「まあ、年末ジャンボくらいかな…」

「10億くれ！ってヤツがよ、世界平和にビタ一文貢献できねえなんて、ふてえヤツだなお前は！」

「ビタ一文とは言ってねえし。それよりなんでお前話し方が落語調？（笑）」

「とにかくよ。神社行ってなんかお前の図々しいお願いする時にはよ、帰りに神様のお願いを聞く耳くらいもちなよ。」

「そりゃわかるけど、なんでお前に説教されなきゃいけねえのよ。」

「てやんでぇ！ショーガねえだろ、ジンジャーだけに（笑）」

「なにそのオチ、それが言いたかったのかい？」

ま、オチはともかく。

「神様お願い」と私たちがお願いする神様がもしもいるならば、

きっと神様にも私たちへのお願いがありそうなものです。

試しに耳を澄ましてみると。

「平和な世界に向かっているかい？」 

「争いごとを減らしているかい？」

「周りの人を大切にしているかい？」

「笑顔で毎日暮らしているかい？」

「元気でいるか？街にはなれたか？今度いつ帰る？」

 最後の一つはさだまさしさんの案山子って歌ですが・笑）

 確かに、私たちのお願いを聞いてもらっている分、神様のお願いも聞かなくてはですねえ。

 もちろん、宗教的なことではなく。この世界が本当に素晴らしい世界になるために。

 この世界のお願いを聞いていかなくてはなりませんよね。

 少なくとも、

 神様が作ったかも知れない、あの青く美しい太平洋を挟んで、

困ったことなど起きないように。

 

今日もイイ日に。